春と秋はいつもイベント出演が多いのですが、4月は神社、お寺での奉納が続きました。

4月8日の金剛寺での花まつり。きらびやかな仏画と仏様の御前で、、、仲良しの横田ゆうわさんと共に。








11日 四賀の白張神社
この日は朝から雨が降っていたのですが、幸い夜には止みました。
夕方まだ明るい時にリハーサルしたのですが、山の神社の清々しい気を受けて身も心も浄化されるよう。







18日 成就院祭り
この日はしとしと雨が降っていたのですが、雨にぬれる山桜がしっとりと美しく、、、むしろそのせいか落ち着いた気持ちで踊ることができました。普段から祈り・瞑想の場であるお寺で踊ると、観客も踊りの祈りの世界に入り込みやすいように感じます。踊りながら見ている人の共感する気持ちを感じながらどんどん入る込んでいくような、、、素敵な時間になりました。踊った後は感謝に満たされて。






改めて感じたのは、私は自然を感じながら踊るのが好きだなあ、ということ。
ふっと風が吹いて来たり、光を感じたり、、、寒くて吐く息が白かったり、、、雨の音、、、それがお寺や神社だったりすると古からの人々の祈りも加わって、、、、、室内で踊るのとは全く違う経験です。

そして締めはおなじみヴィオパーク劇場の夜桜パフォーマンス。10周年!私はほとんど初めから出演していて皆勤賞ではないだろうか?横田ゆうわさん共に、、、、、。

私はAshtashanbhuというシヴァ神の踊りを踊りました。シヴァ神のターンダヴァダンスは世界、宇宙をも破壊する。
踊りながら途中から祈っていました。「どうか私のエゴを破壊してください、、、、、」と。シヴァ神は別名ナタラージャという踊りの神。無智の象徴である邪鬼を踏みつけている。エゴという無智がなくなった時、、、、永遠の至福である純粋意識そのものになる。一筋の光をたよりに、、、、喜びそのものになるまで私達は踊り続けるのでしょう。






















写真
2松尾 和哉、3岩淵 四季  その他 赤羽さん

演目 1、マンガラチャラン ガンガータランガ 
    2、パッラヴィ シャンカラヴァルナム
    3、アシュタパディ ヤ―ヒ・マーダヴァ
    4、アヘニロ・ソイロ

久しぶりのソロ公演を終えて、、、、

まず4年ぶり!の自主公演だったので、公演前なんだか楽しみなのと同時に緊張しました。
でもイベントに出演するのとは違って、企画,準備,宣伝等自分でして、予約受け付けの段階から来てくれる方の(来れない方からも)応援の気持ちを沢山いただくのが、とても嬉しく活力になりました。
準備する中で新ためて踊りや演目について勉強になること。
手伝ってくれる友のありがたさ!
公演前の日々は近づくほどに一日一日の練習時間が濃密になるこの感じ。
とにかくやってよかった!です。
そして、、、本番は踊り始めてしまえばあっという間。
今回同じくインド舞踊家の先輩横田ゆうわさんに司会を頼んだのですが、やはり踊りをわかっている人が説明するからこそより伝わったのではないかなあ、、、と感じました。言葉だけではないものが言葉と共に伝わるような。
四季さんの写真もインドの寺院彫刻の雰囲気が伝わってよかったです。
終わってみて今回は以外に疲れていない。緊張がほぐれて疲れが出るかと思いきや、むしろ舞台からエネルギーを沢山もらいました。
嬉しい感想も沢山いただいたので少し抜粋して紹介しますね。

インド舞踊では「ラサ」という言葉があります。味覚を意味するこの言葉は舞踊ではダンサーの感情表現によって観客が経験する感情、感動のようなものですが、公演の感想からお客様が「ラサ」を味わっていたのだなあ、と伝わってきてとても嬉しいです。


●踊りは楽しみ、喜びを表現するものを見てきましたが、今日は踊りに対する意識が変わりました。怒り、悲しみ、苦しみ、嫉妬、普段よくないとされている感情が美しい踊りになって、でも感情はそのまま伝わってきて、思わず自分も感情移入してしまいました。鈴の音が自分の気持ちをどんどんほぐしてくれて涙が出ました。

●表情と踊り、手指の動きで物語と心情が伝わってくる気がしました。目の表情がせつなくて、また強く、優しくとてもよかったです。

●素晴らしい時間に感謝いたします。息をするのも忘れてしまうくらい魅了されました。踊りを超えた祈り、踊りを超えたイメージ、感動の一言です。

●まるで彫刻の中から女神が出てきたかのような優雅なポーズに魅了されました。音楽、歌、身体の動き、鈴の音が一体となって素晴らしい踊りとなりよかったです。

●柔らかさの中に力強さもあり見ていてとても楽しかったです。表現力も素晴らしく、司会の方か解説してくれた情景が良くわかりました。


●I love the,,,
・synchronicity with the music
・concentration and balance(on one foot),
・The eye movement and facial gestures are so rich and expressive and really a dance of their own
・power of the foot stamps on the floor
・story telling, the details of the story are brought to life in the details of the dance movements




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プロフィール
sunanda
sunanda
混沌とした神々の大地で生まれた祈りの舞、インド古典舞踊。
南インド古典舞踊「バラタナティヤム」を2000年より始め、01年より毎年渡印し04年にインドで初舞台。
2012年より東インド古典舞踊「オリッシー」をはじめ、繊細さと柔らかさ、力強さ、神聖さと生命力に溢れるその不思議な世界に魅了される。
インド舞踊の旅はまだまだ続く、、、、。
現在地元長野県安曇野を中心に、イベント、奉納、慰問など活動中。

インド舞踊生徒募集
問い合わせなど bnatyammio☆(☆を@に変えて)yahoo.co.jp

website https://sunandamio.wordpress.com/