家庭菜園の喜び

sunanda

2020年06月06日 15:42

早いもので気がつけば今年も半分が過ぎようとしています。時間の流れの速さを感じるたびに、高校生の時の先生(何の先生だったか覚えていない)の言葉を思い出す。生まれた時は一年が一生。歳を取るたびに一年が1/2、1/5、1/10、、、1/50とだんだん短くなるから一年が過ぎるのが早く感じるのだと。 

ブログの投稿も久しぶりになりますが、ここで今年前半のまとめ。
1月〜3月半ばは恒例のインド滞在。
私の新年は「痛み」と共に始まりました。
というのも昨年後半は踊りのイベントが続いて移動が多く忙しかったのに加えて、12月はパキスタンでの舞台、帰ってきて疲れが出て発熱。年末にホテルのフレンチレストランでのバイトに久しぶりに行って給仕で重いお皿を沢山運び、、、翌朝2020年の1月1日は全身の疲れと手首の痛みと共に目が覚めたのであった。
数日後インドに出発。成田までの夜行バスの中で手足の痺れを感じる。
飛行機での長時間移動では関節の痛みと硬さも出てきた。そんなわけでチェンナイについて翌日すぐにアーユルヴェーダのマッサージへ駆け込んだ。3日間連続でトリートメントを受け、飲み薬も2ヶ月分ほど処方してもらった。おかげで1周間ほどで調子が戻った頃に踊りのトレーニングのためにオリッサへ。
今回はハンガリーから来ている姉妹弟子と、3月の舞台で一緒に踊る新曲の振付と練習の日々。
コロナの話を聞いたのは1月終わり頃だったかな?滞在しているシェアハウスのようなゲストハウスに踊りで留学して長年住んでいる中国人の女の子からだったか。ほとんどニュースを見ていない私もちらっとみてはいたけどあまり興味はなかった。2月になって日本でも騒いでいる様子が伝わってきて、ただの風邪で何そんなにさわいでるんだろう?くらいに思っていた。2月の終わり〜3月にはヨーロッパのほうが大変になってきていて、ハンガリーの子は帰りの飛行機を心配し始めた。それからあれよあれよというまにイタリアがロックダウンし、インドでもちらほら感染者が出てきたと思ったら、、、3月半ばのイベントが2日前に州からのイベントや集会の禁止令が出て中止になってしまった。せっかくの新曲、初めてのドゥエットということでとても楽しみにしていたので非常に残念だった。状況が刻々と変化する中で少しでも早く帰国したほうが良さそうだったので帰国便を数日早めた。


幻のイベントになってしまった↑
それでも帰国便が前日にキャンセルになってしまって、焦って他の航空会社の便を探して運良くチケットが取れて帰ってきた。帰国して数日でインドもロックダウンとなった。
日本でも自粛ムードが高まっていたし、帰国して2週間は教室もお休み、他の仕事も行かず家でのんびり過ごした。4月に入って日本も緊急事態宣言が発令し、、、結局そのまま自宅の教室はお休み。
そんなわけで時間ができたので、ようやく庭に手を付け始めた。
前々から庭に手を入れたいと思っていたのでそのチャンスがやっときたわけだ。
庭といってもともとここは森の中なので土は畑向きではない。何箇所が旦那さんが昨年野菜を植えていた場所があるので、まずそこを整えて友人からもらったレタスやブロッコリー等の苗を植えてみた。
それから少しづつ庭を整理して種を蒔いたり苗を植えたり。
以前にも何度か離れた場所に畑を借りてやってみたことはあったが、忙しくなってきたりして結局は優先順位もあって続かなく、、、近年はほとんどあきらめていた。
何年かぶりに小さいながらも畑をはじめて新鮮な喜びを感じ始めた。
家の庭なので毎日観察できるのもよい。苗が育っていく様子や蒔いた種が発芽するとなんとも嬉しい。そんなふうに毎日観察することで植物とのコネクションが深まる。


この春は山菜も沢山食べた。
庭にあったギボウシやたらの芽、コシアブラ。近所の人からもらったわらびにウド。野生のエネルギーそのものである山菜を食べると元気になる気がします。改めて、食べ物って味や栄養だけでなく「エネルギー」をいただくんだなあとしみじみ。
わらびのアク抜きには家の薪ストーブの灰を使いました。それをきっかけにストーブの灰を有効活用できないかと調べて畑にも蒔いてみました。インドのアシュラムでは灰を食器洗いに使っていたのを思い出して使ってみると、、、ステンレスのなべや流しがピカピカになります。殺菌効果もあるようで、なんとなくすっきりする感じです。
他にも活用法を知ってたら誰か教えて下さい!

                                        続く、、、、

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