パキスタンからの招待その2
〜パキスタンからの招待 その2〜
カラチまでのフライトは直行はなくドバイで乗り換え。初のエミレーツ航空でした。
乗り換えの時間が結構短かったのが少し気になってはいたのですが、空港の交通混雑で着陸が遅れ、、、飛行機を降りたら私の名前を書いた紙を持って待ってる人が居る。やっぱり、、、次の飛行機には間に合わないので夜の便を代わりに用意して、日中休むホテルも用意してくれました。ちょっとあせりましたが気持ちを切り替えていざ!初ドバイ入国。ある意味ラッキーでした。日本人はビザは不要でイミグレもささっと通過。送迎バスでホテルへ。
ホテルに着いたらちょうど30ドルほどで市内2時間ツアーがもうすぐ出発するところ。良いチャンスだと行ってみることにしました。
何故かこの写真だけ小さくならない、、、↑
ホテルに戻ってランチ。このランチがとても美味しかった〜。それからお昼寝してリフレッシュしてから夕方に空港に向かいました。
カラチ行きのフライトの搭乗口付近に行くと、、、日本では見慣れない人々。ちょっと緊張してきた。
ふとみると西洋人の女性が座っていたので話しかけてみると、、、パキスタンの男性と結婚してカラチに住んで20年という。「人は優しいし、とてもよいところよ」と。「なにか困ったことがあったら連絡してね」と連絡先もきいて、、、なんだか緊張がほぐれた。
搭乗口から飛行機に移動するバスの中で私のとなりに黒いブルカの若い女性が座った。「カラチに何しに行くの?」と聞いてきた。「フェスティバルで踊るの。よかったら見に来ない?」と返すと、「私は朝までお祈りしてるのでみにいけないの」「祈ることで直感が研ぎ澄まされて、自分の進んでいる道が正しいかどうかわかる」「数秘術って知ってる?行くべき道を進んでると自分の生命数をよくみたりするようになるのよ」。実は2〜3年前に南インドのタンジャウールの寺院で出会ったインド人の紳士が私の生命数を計算してくれた。顔が6つのムルガン神のテンプルで。そして私の生命数は6だった。今回のフライトでも座席やゲートナンバーに6をみていた。私の心の迷っていた部分が溶けていく。ああ、やっぱり自分は進むべき道にちゃんと進んでるんだ、というサインのように思えた。「普段は外国人にこんな風に話しかけたりしないんだけど、なんかあなたを見てぴんときたの」と。
私達が会話していると、前に立った赤ちゃんを抱いた女性がおもむろに赤ちゃんを彼女に渡して、彼女も自然に抱いてそのまま話し続ける。こんな風景は日本ではなかなかみない、とフと思う。公共の乗り物で、見知らぬ人に自分の赤ちゃんを渡す人がいるだろうか?(ちょっと抱いてて、という風に)インドではバスの中で立っている人が荷物を座っている人の膝に置くのはみてきた。(女性同士で)他人とのこういう距離の近さはなかなか悪くないと思う。日本ではパキスタンって国は危ない国、といわれるが日本という国は確かに治安は良いけれど人々は孤立して、他人というのは疑う存在になっていないだろうか?この場面が何かとても象徴的に思えた。
そんなわけでいよいよ、、、、、Welcome to Pakistan!
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