九夜

10月8日~17日はインドではダシャラ祭、別名ナヴァラートリという9日間のお祭りです。
ナヴぁは9、ラートリは夜という意味。私はこの時期にインドにいたことがないので、残念ながら実際体験したことはありません。でも、今がちょうどその時期だと知り、15日のリサイタルもナヴァラートリの最中だということで、ネットでいろいろ調べてみました。
サイババさんのHPで素敵な説明があったので一部紹介します


「ダシャラー(ダサラー)祭は、マヒシャという悪鬼を9夜(ナヴァラートラ)の戦いの末に倒したドゥルガー女神にあやかり、9日間女神様を礼拝することによって自らの中にある悪を滅ぼし、10日目(ダシャミー)にその勝利(ビジャヤ)を祝うヒンドゥー教の大祭です。
ダサラ祭は光が闇を滅ぼした日、善が悪を滅ぼした日として広くインドで10日間にわたってお祝いされるお祭りです。
 逸話によりますと、古に強力な魔神マヒーシャがおりました。彼らの軍勢は強力で、インドラ、アグニ、ヤマといった神々は天界を追われてしまいました。そこでブラフマ・ヴィシュヌ・シヴァの三大神をはじめ、多くの神々が力を集めてマヒーシャを退治するため女神を誕生させました。
それがドゥルガです。 神々の力の結集である美しい女神ドゥルガは、マヒーシャを倒しました。それは光が闇を、善が悪を滅ぼしたことを意味します。
 この10日間(9夜10日)はナヴァラトリ(九夜)として、シヴァラトリ同様、非常に大切だとババ様は仰います。8日目にドゥルガプージャが行われ、9日目(ナヴァーミ)にはマヒーシャを象徴する水牛の肉が神々に捧げられます。そして10日目(ダサーミ)に神々をお送りする式典が行われます。
 ラーマの時代、魔王ラーヴァナとの戦いにおいて、ラーマはナヴァラトリ(九夜)の8日目にラーヴァナを倒し、9日目にプージャを行い、10日目にアヨーディヤへ帰還したと伝えられています。
ですから、私たちは自己に内在する光が闇を、善が悪を滅ぼすことを祈願して、女神ドゥルガ、ラクシュミ、サラスワティを讃えラーマを讃えるお祭りを行います。

ナヴァラートリーとは、九夜という意味です。夜は暗闇と関連があります。この暗闇とは何でしょう?
それは無知という暗闇です。ナヴァラートリー祭の目的は、人間が自分を縛っている九種類の暗闇を取り除くことを可能にすることです。」


そういうわけで、、、、踊って「ナヴァラトリ」を祝いたいと思います。
最初の演目は女神にささげる曲です。
私たち、に女神の慈悲と恩寵が降り注ぎ、闇から光へ、、、無知から知恵へと導かれますように!







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プロフィール
sunanda
sunanda
混沌とした神々の大地で生まれた祈りの舞、インド古典舞踊。
南インド古典舞踊「バラタナティヤム」を2000年より始め、01年より毎年渡印し04年にインドで初舞台。
2012年より東インド古典舞踊「オリッシー」をはじめ、繊細さと柔らかさ、力強さ、神聖さと生命力に溢れるその不思議な世界に魅了される。
インド舞踊の旅はまだまだ続く、、、、。
現在地元長野県安曇野を中心に、イベント、奉納、慰問など活動中。

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