チャリティ公演

 観音巡礼公演で一緒に踊っている友人の横田ゆうわさんはクリスチャンで、お家は塩尻のアイオナ教会です。

彼女からは以前から教会の方に浮浪者(放浪者)がきてお金をせびって行くという話をきいていました。
そしてこの間の牛伏寺での巡礼公演の時に彼女のお母様(牧師)が2名の浮浪者を一緒に連れて来てあげていたのです。
そこで私は思いました。

この巡礼公演のテーマは宗教やボーダーを芸術によって超えること。
そして観音様のメッセージは共感共苦。

教会で彼女達が向かい合っている問題を、この観音グループでなにか一緒にできないだろうか?

ということでみんなで話し合い、先ずは彼らの現状を知ろう、ということになりました。

以下は観音巡礼公演グループの隊長、星野さんのまとめた分をコピペしました。 http://kannon33.naganoblog.jp/

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昨日は塩尻のアイオナ教会で、生活困窮者についての勉強会をしました。
教会牧師の横田幸子氏・生存を支える会(仮)から豊原氏が来て下さり、また教会と親交のある
信州ハチドリネット湧〜く代表の望月みつよ氏も参加して下さいました。

先日の牛伏寺公演からメンバーに加わってくださった3人も含め、kannonメンバーからは9人。
合計12人で行いました。

横田牧師・豊原氏から今までの活動、具体例などをお話し頂き、また各自自由に質問をさせて
頂きました。

一言に生活困窮者といっても、放浪が好きで自らその道を選んでいる人、派遣切れでやむなく
野宿等の生活をしていてもプライドが許さず、助けを求めることを望まない人(透視化できてない)
そして助けを求めてくる人。
このようにいくつかに大分別され、またひとつの解決法が必ずしも全員の「幸せ」につながって
いる訳でないことを知りました。

一人ひとりの最善の形を目指して支援してく事の難しさを痛感しました。
だからこそ、行政の力も借りられる部分は上手に利用しつつ、けれど頼りになるのは民間の力。
横のつながりでケアしていくことが大切なのだと感じました。

法律のこと、行政でしてくれること、してくれないこと。
福祉事務所へ行くとしてもらえること、また生存を支える会などの活動を広めることも大切な活動
になると知りました。

チャリティー公演では、こういった支援をしている団体や仕組みを広く広めるといったことも大切に
して、チラシや配布用のカードを作ることにしました。

金融危機での失業者人数が全国2位である長野県が、その失業された方々へ対し、これまでの
労働に足るだけのセーフティーネットを用意しているのかといえば、かなり疑問を感じました。
(労働がなくても、なくちゃならないんですよ。)

しかしそれは政治のこと。

私たちの基本は「いま私たちに出来ることはなに?」

もちろん、法律や政治の力にだって期待はしたい。
けれど、最後にメンバーの一人がいった言葉が、とても心に染みました。

「人間性に目覚める」
一人ひとりが人間性に目覚めていけば、法律とか、政治とかで縛ったり枠組みを作らなくても、
みんな助け合って共存できるんじゃないか。

よりよい社会のために、枠組みや縛りがあるんだということを忘れていたと、気付きました。


あいさつをしたり、声をかけたり。
そういうところから解決の糸口が見つかったりすることがあるようです。
声掛け運動、あいさつ運動って、偉大なんだなぁ〜。

今回の勉強会には、お坊さんも参加して下さいました♪
12月5日のチャリティー公演では、インドの古典舞踊バラタナティャムも踊ります。
クリスチャンも仏教徒も一緒になって、教会でヒンドゥーの踊りを踊る。。。


真面目な勉強会だけど、何か楽しくなってきてしまう私たち。(わたしだけ?)
助ける人も実は助けられてたりするのが、支えあい、助け合い、ボランティア。
どうせやるなら深刻にばかりならず、明るい未来を見つめて動きたいと願います。


生存を支える会(仮)http://nomasters.com/seizon/
E-mail:seizonアットマークnomasters.com
TEL 080-5141-4694

カンパ振込先
郵便振替口座 ぱるる 記号11120 番号5502101 トヨハラナオキ


勉強不足で言葉の足りてない部分が多々あると思います。ご容赦下さい。
これから「情報」として役に立つ部分も増やしていければと思います。


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最後にマザーテレサのメッセージ

「親切で慈しみ深くありなさい
あなたに出会った人がだれでも
前よりももっと気持ちよく
明るくなって帰るようになさい
親切があなたの表情に
まなざしに ほほえみに
温かく声をかける言葉にあらわれるように
子供にも 貧しい人にも
苦しんでいる孤独な人すべてに
いつでも喜びにあふれた笑顔をむけなさい
世話するだけでなく
あなたの心をあたえなさい」



「飢えている人がいます。でもそれは、パンがないためではありません。
愛、思いやりへの飢え、誰かの”自分”でありたいという思いが満たされない飢えなのです。
裸の人もいます。服がない、ということではありません。見ず知らずということだけで、優しいこころづかいを示してもらえないという意味で裸なのです。
でも、それらの人々に話すことはできるだけ少なくしましょう。説教して聞かせても、それは人とふれあう場にはなりません。ほうきをもって誰かの家をきれ いにしてあげてごらんなさい、そのほうがもっと雄弁なのですから」


「日本には、神に飢えたひとがたくさんいます。生活に祈りを持つようにして下さい。祈れば、心が澄み、心が澄めば、神が見えてきます。神が見えれば神の 愛が働いて、ことばでなく行動で愛をあらわしたくなります。
祈りは愛を深くし、愛が奉仕を生みます。日本の人も祈って下さい。生活に祈りを持てば、貧しい人々を知るようになります。貧しい人を知れば、彼らを愛す るようになり、助け、愛と平和の喜びをあたえます」

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プロフィール
sunanda
sunanda
混沌とした神々の大地で生まれた祈りの舞、インド古典舞踊。
南インド古典舞踊「バラタナティヤム」を2000年より始め、01年より毎年渡印し04年にインドで初舞台。
2012年より東インド古典舞踊「オリッシー」をはじめ、繊細さと柔らかさ、力強さ、神聖さと生命力に溢れるその不思議な世界に魅了される。
インド舞踊の旅はまだまだ続く、、、、。
現在地元長野県安曇野を中心に、イベント、奉納、慰問など活動中。

インド舞踊生徒募集
問い合わせなど bnatyammio☆(☆を@に変えて)yahoo.co.jp

website https://sunandamio.wordpress.com/