こどもたちへの祈り

ご縁があって月に一度、児童養護施設に子供たちとヨガをやりにボランティアに行っています。施設では親御さんと生活できない(おもに虐待が理由で)子供たちが暮らしています。
昨日はその日でした。先月から新しく加わった小学校2年生くらいの女の子が、私が行くとすぐに「ナマステー」と元気にあいさつして「ヨガ大好き!」と言いました。(ヨガのはじめにナマステとあいさつしているので)
以前は幼児の子も小学生も、上の子は16さいまで一緒でした。幼児の子が落着きなく騒ぎ出すとざわざわしはじめてなかなか集中してできなかったのですが、最近は小学生以上の子だけになってみんな楽しそうに、「できない~!」「痛い~」「気持ちい~」といいながらわいわいヨガをやっています。昨日はいつもは嬉しそうにやってる子がご機嫌ななめで、端っこで後ろ向いてるのでやらないのかな~、と思ってたら始めると後ろ向いたまま掛け声に合わせて体を動かしてます。
途中泣きそうになりながらも最後にはけらけらと笑って楽しそうになっていたのでよかったです。
終わった後に、最初に「ナマステー」と挨拶してきた子が、「ありがとうございました」と言いに来てくれました。ここでやってきて子供から「ありがとうございました」と言われたのは初めてな気が、、、、。みんな終わるとざわざわと遊び始めるので。やっている時もその子はおしゃべりしないで静かに集中してやってました。終わってからは人形で遊んでいる姿を見て、なんだか切ない気持ちになりました。みんなかわいい、いい子たちです。お母さんやお父さんに甘えたい年頃なのに、それができない。
どうかこの子たちに、アンマの恩寵がありますように。帰りの車の中でそんな風に祈っていました。
ここに来るようになるまでは、こういう子たちがいる、ということを知っていたようでやっぱり知らなかった。
虐待の件数が増えていると、ニュースでは聞くけれどこういう養護施設が身近にあることに気づきもしなかった。
たった月に一度だけど、楽しみにしてくれてる子達がいる、と思うと嬉しくやりがいがあります。

ヨーガや踊りを通して、私の人生は豊かになりました。
その豊かさを分け合い、さらに豊かになっていく世界を夢見つつ、、、、


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プロフィール
sunanda
sunanda
混沌とした神々の大地で生まれた祈りの舞、インド古典舞踊。
南インド古典舞踊「バラタナティヤム」を2000年より始め、01年より毎年渡印し04年にインドで初舞台。
2012年より東インド古典舞踊「オリッシー」をはじめ、繊細さと柔らかさ、力強さ、神聖さと生命力に溢れるその不思議な世界に魅了される。
インド舞踊の旅はまだまだ続く、、、、。
現在地元長野県安曇野を中心に、イベント、奉納、慰問など活動中。

インド舞踊生徒募集
問い合わせなど bnatyammio☆(☆を@に変えて)yahoo.co.jp

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