ゴティプアとの出会い
2013/02/05
今回のブバネシュワール滞在中にとっても素晴らしい出会いがありました。
あれは私のオリッシーの先生の師匠のグループダンス「仏陀」の舞台が市内のイベントであった日のこと。
先生たちの舞台の後に、もう一つのグループが踊りました。それがゴティプアのグループ「Nakshyatra」でした。
ゴティプア、というのはオリッサの伝統でオリッシーダンスの源流でもある踊りで、男の子たち(4歳くらい~15,6歳まで)が女装して神様に捧げる踊りを踊るのです。彼らのスペシャリティはアクロバティックな踊りです。
彼らの踊りを見て大感動!手が痛くなるくらいたたいたのって久しぶりでした。真ん中で踊っている年長の男の子の凛々しく神々しいこと。そしてみんなの笑顔のかわいいこと。なんだかこの子たちの踊りを見てると感動で涙が出てきました。
一緒にみていた友人と、彼らの学校に見学に行くことにしました。学校といっても普通のダンススクールではなく、伝統的な「グルクル」。師匠と一緒に生活しながら踊りの訓練をする。師匠は彼らの生活費から学校費用からめんどうみる。もちろん彼らのパフォーマンスによって収入を得る。
見学に行ったその日、みんなで私達が来るのを待っていてくれました。
ブバネシュワールの市内からかなり離れた郊外の、村のような地域。小さなグルクルです。
私達のために短縮版で彼らの練習内容を見せてくれました。
通常は朝4時に起きてオイルマッサージから始めます。
これが柔軟性の秘訣なんですね~。
そのあとヨガ、アクロバティックの練習、踊り、、、と7時ころまで練習し、その後平日子供たちは学校へ。帰ってきて夜も7時から10時まで練習するそうです。
この日は短いマッサージのあとエクササイズを見せてくれました。
やっぱり舞台はこの普段の努力の賜物ですね。
エクササイズのあとに短い踊りも踊ってくれました。一人の子が、踊っているのが楽しくてしょうがないって笑顔で踊っているのに胸をうたれました。
そしてその後!なんとたまたまグルクルを訪れていたゴティプアのグル、(この子たちの師匠の師匠、おそらく60代)が踊りを披露してくれました。
子供たちが丸くなって座り、歌いながら手拍子して、その真ん中で踊り出す!サドぅーのようなたたずまいのゴティプアのグルはまるで天真爛漫な子どものような表情で楽しそうに踊っている。
あ~、、、もともとインド舞踊ってこんな風に踊られていたんだな~。舞台の上で踊られる古典舞踊の世界にはこの空気を感じたことがなかった。純粋な神への愛に魂が喜び踊る。
ちょっとぴんぼけになってしまたグルの写真。
そしてこのあと、ゴティプアのメイクアップも見せてくれました。この中の年長のお兄さんがメイクをしてあげます。
そのあと私達はお昼御飯までごちそうになってしまいました。(とってもおいしかったです)
ご飯も先生と一緒につくって準備します。この子たちの先生ヴィジャイクマールさんの生徒一人一人に対する愛情、生徒というより子供、家族です。いままで12年踊りをやっていて、チェンナイにも長年通っていたけどこんなグルクルを実際見たのは初めてでした。ヴィジャイクマールさんも昔ゴティプアだったそうで、今では自身もオリッシーダンサーであり指導者でもあります。
私達を快く迎えいれてくれた彼らに感謝です。
その後、帰国前のアンマのプログラムで彼らの踊りを再び見れてまた感動。彼らのピュアーな踊りに心が洗われました。
アンマがいつも言っているように、純粋な子供の心でいることの大切さ。
踊りにおいても人生においても、、、、テーマです。
思い出すとまた感動して、色々思うことや感じることがあるのだけれど今はこのくらいにしておきます。
あれは私のオリッシーの先生の師匠のグループダンス「仏陀」の舞台が市内のイベントであった日のこと。
先生たちの舞台の後に、もう一つのグループが踊りました。それがゴティプアのグループ「Nakshyatra」でした。
ゴティプア、というのはオリッサの伝統でオリッシーダンスの源流でもある踊りで、男の子たち(4歳くらい~15,6歳まで)が女装して神様に捧げる踊りを踊るのです。彼らのスペシャリティはアクロバティックな踊りです。
彼らの踊りを見て大感動!手が痛くなるくらいたたいたのって久しぶりでした。真ん中で踊っている年長の男の子の凛々しく神々しいこと。そしてみんなの笑顔のかわいいこと。なんだかこの子たちの踊りを見てると感動で涙が出てきました。
一緒にみていた友人と、彼らの学校に見学に行くことにしました。学校といっても普通のダンススクールではなく、伝統的な「グルクル」。師匠と一緒に生活しながら踊りの訓練をする。師匠は彼らの生活費から学校費用からめんどうみる。もちろん彼らのパフォーマンスによって収入を得る。
見学に行ったその日、みんなで私達が来るのを待っていてくれました。
ブバネシュワールの市内からかなり離れた郊外の、村のような地域。小さなグルクルです。
私達のために短縮版で彼らの練習内容を見せてくれました。
通常は朝4時に起きてオイルマッサージから始めます。
これが柔軟性の秘訣なんですね~。
そのあとヨガ、アクロバティックの練習、踊り、、、と7時ころまで練習し、その後平日子供たちは学校へ。帰ってきて夜も7時から10時まで練習するそうです。
この日は短いマッサージのあとエクササイズを見せてくれました。
やっぱり舞台はこの普段の努力の賜物ですね。
エクササイズのあとに短い踊りも踊ってくれました。一人の子が、踊っているのが楽しくてしょうがないって笑顔で踊っているのに胸をうたれました。
そしてその後!なんとたまたまグルクルを訪れていたゴティプアのグル、(この子たちの師匠の師匠、おそらく60代)が踊りを披露してくれました。
子供たちが丸くなって座り、歌いながら手拍子して、その真ん中で踊り出す!サドぅーのようなたたずまいのゴティプアのグルはまるで天真爛漫な子どものような表情で楽しそうに踊っている。
あ~、、、もともとインド舞踊ってこんな風に踊られていたんだな~。舞台の上で踊られる古典舞踊の世界にはこの空気を感じたことがなかった。純粋な神への愛に魂が喜び踊る。
ちょっとぴんぼけになってしまたグルの写真。
そしてこのあと、ゴティプアのメイクアップも見せてくれました。この中の年長のお兄さんがメイクをしてあげます。
そのあと私達はお昼御飯までごちそうになってしまいました。(とってもおいしかったです)
ご飯も先生と一緒につくって準備します。この子たちの先生ヴィジャイクマールさんの生徒一人一人に対する愛情、生徒というより子供、家族です。いままで12年踊りをやっていて、チェンナイにも長年通っていたけどこんなグルクルを実際見たのは初めてでした。ヴィジャイクマールさんも昔ゴティプアだったそうで、今では自身もオリッシーダンサーであり指導者でもあります。
私達を快く迎えいれてくれた彼らに感謝です。
その後、帰国前のアンマのプログラムで彼らの踊りを再び見れてまた感動。彼らのピュアーな踊りに心が洗われました。
アンマがいつも言っているように、純粋な子供の心でいることの大切さ。
踊りにおいても人生においても、、、、テーマです。
思い出すとまた感動して、色々思うことや感じることがあるのだけれど今はこのくらいにしておきます。
この記事へのコメント
純粋な子供の心でいることの大切さ-本当にそうですね。ヨーガを25年やってますが、最近アーサナではなく、どれだけ自分の心の中の邪念を減らせるかが大事な気がします。それにしてもこの子供達の柔軟性、すごいです。ハヌマン毎日はやってません。ガルーダも1ヶ月やってないときつくなりますね。
Posted by yogaojisann at 2013年02月17日 20:07
yo-gaojisann
そうなんですよ~。どれだけエゴや思い込み、執着から解放されるか。
この子たちに出会えてホント、色々思いました。
柔軟は毎日やらないとすぐに硬くなりますね。
私はオリッシーの師匠ラフールから習ったウォームアップを毎日かかさずやるようになって、もともと柔軟なほうですがさらに柔らかく、そして腹筋がつきました。
Posted by mio at 2013年02月18日 13:04